厄年は、特定の年齢を節目として厄祓い等を行う文化的・宗教的な慣習です。年齢によって病気や事故の発生を予測する科学的な指標ではありません。確認するときは、最初に満年齢と数え年を分けます。
数え年は「対象年−生年+1」
ここでは生まれた年を1歳とし、1月1日に一つ増える数え方を使います。1985年生まれの人を2026年で見ると、2026−1985+1=42歳です。
同じ人の満年齢は誕生日前なら40歳、誕生日以降は41歳です。そのため数え年を常に「満年齢+1」で求めると、誕生日前に1歳ずれます。
| 2026年中の時点(1985年生まれ) | 満年齢 | 数え年 |
|---|---|---|
| 誕生日前 | 40歳 | 42歳 |
| 誕生日以降 | 41歳 | 42歳 |
厄年計算と年齢計算を比べるときも、表示している年齢の種類をそろえます。
一般的な本厄の年齢
神社本庁の案内では、男性の25・42・61歳、女性の19・33・37歳などを数え年で示し、地域による違いもあります。女性61歳を含める表など、社寺によって扱いが異なるため、祈願予定の社寺の表を優先してください。
本厄の前年を前厄、翌年を後厄と呼びます。数え年42歳の本厄を2026年に迎える例なら、2025年が前厄、2027年が後厄です。
出生年から表を確認する
対象年と数え年から逆算する式は「生年=対象年−数え年+1」です。2026年・42歳なら1985年生まれ、2026年・33歳なら1994年生まれです。
年の切替を元日以外で扱う案内もあるので、前年の早見表を見ていないか、対象年・年齢の数え方を確認します。祈願料、予約、参拝時期について全国一律の決まりがあるわけではありません。
生活上の判断とは分ける
厄年の表示だけを理由に結婚・転職・治療などを延期する必要はありません。日程、体調、家計、相手との相談など、実際の条件をもとに判断します。厄祓いは信仰や家庭の慣習に応じて考えるもので、参加しなければ災難が起きるという予測はできません。
占いの大殺界とも計算基準が異なります。厄年は年齢を使う慣習として、予定を立てる際の文化的な参考にしてください。