基本給から時給を計算する
時給が分からない場合は、基本給(月額)と1か月の平均所定労働時間から時給を求められます。
使い方
上のタブから計算したい種類を選び、金額を入力すると自動で結果が表示されます。ボタンを押す必要はありません。
給与の基礎知識
給与は、労働に対する対価として企業から支払われるお金です。給与は様々な要素から構成されており、額面給与から各種控除を差し引いた額が手取り額となります。
給与の構成要素
- 基本給:定められた労働時間に対する基本的な給与
- 残業代:所定労働時間を超えて働いた場合の割増賃金
- 手当:通勤手当・住宅手当・家族手当・役職手当など
- 賞与:業績に応じて支払われる一時的な給与
残業代の割増率
残業代は労働基準法によって割増率が定められています。法定の最低割増率は以下の通りです。
- 通常残業:所定労働時間超えての労働 → 時給 × 1.25倍
- 深夜残業(22時〜5時):深夜帯の労働 → 時給 × 1.5倍
- 休日労働:休日の労働 → 時給 × 1.35倍
- 月60時間超残業:1カ月の残業時間が60時間を超えた部分 → 時給 × 1.5倍
月60時間超割増の背景
月60時間を超える長時間労働は労働者の健康に悪影響を与えるとされ、2010年4月から大企業を対象に、2023年4月からは中小企業を対象に、月60時間を超える残業について50%以上の割増賃金(1.5倍)が義務付けられました。これは過労死対策の一環として導入されました。
基本給から時給を計算する方法
基本給(月額)から時給を求めるには、「基本給 ÷ 月平均所定労働時間」で計算します。例えば基本給25万円、月平均所定労働時間160時間の場合、時給は250,000 ÷ 160 = 1,562.5円となります。本ツールではこの計算を自動で行ってくれます。
手取り額の計算
手取り額は、額面給与から各種控除を差し引いた額です。主な控除項目は以下の通りです。
- 社会保険料:健康保険料(加入支部により異なる)、厚生年金保険料(9.15%)、雇用保険料(一般事業は0.5%)など
- 所得税:源泉徴収税額
- 住民税:都道府県民税と市町村民税(約10%)
- その他:退職金拠出金、生命保険料、住宅ローン返済など
手取り概算について:本ツールは令和8年度の給与所得控除・基礎控除、一般事業の雇用保険料率、全国平均の健康保険料率を用いた概算です。扶養・加入支部・住民税の自治体差・賞与などは完全には反映できないため、実際の給与明細とは異なる場合があります。金額の端数は切り捨てで計算しています。
給与明細の読み方
給与明細は以下のように構成されています。
- 支給項目:基本給、残業代、各種手当など
- 控除項目:社会保険料、所得税、住民税など
- 支給合計:支給項目の合計
- 控除合計:控除項目の合計
- 差引支給額:支給合計 − 控除合計(手取り額)
よくある質問
残業代はどう計算しますか?
時給×割増率×残業時間で計算します。通常残業は1.25倍、深夜は1.5倍、休日は1.35倍などが基本です。本ツールで区分ごとに自動計算できます。
月給から時給を求めるには?
月給÷1か月の平均所定労働時間で求めます。本ツールは基本給と労働時間から時給を逆算できます。
手取りも分かりますか?
額面から社会保険料・税の概算を引いた手取りの目安を表示します(概算値です)。