使い方と計算方法
借入額(万円)・年利率(%)・返済期間(年)を入力すると、元利均等返済と元金均等返済の2つの返済方式で、毎月返済額・総返済額・総利息をその場で自動計算します。ボーナス払いは含まない、元本と利息のみのシンプルな試算です。
住宅ローンの基礎知識
住宅ローンは、住宅購入のために金融機関から借りるお金です。借入額、金利、返済期間を決めて、毎月一定額を返済していきます。住宅ローンには様々な種類があり、返済方式も異なります。
返済方式の種類
住宅ローンの代表的な返済方式は以下の2つです。
元利均等返済
元利均等返済は、毎月の返済額(元金+利息)が一定になる方式です。返済計画が立てやすく、住宅ローンで最も一般的に選ばれます。
特徴:
- 毎月の返済額が一定なので、家計管理がしやすい
- 返済初期は利息の割合が高く、元金の減りが遅い
- 返済期間が長いほど、総利息が多くなる
計算式:
毎月返済額=借入額 × 月利 ×(1+月利)^回数 ÷((1+月利)^回数 − 1)
月利=年利率 ÷ 12、回数=返済年数 × 12
元金均等返済
元金均等返済は、毎月返済する元金を一定(借入額 ÷ 回数)にし、利息を残高に応じて上乗せする方式です。返済当初の負担は大きいものの、元金の減りが早く、総利息は元利均等より少なくなります。
特徴:
- 返済当初の返済額が高いが、徐々に減っていく
- 元金の減りが早いので、総利息が少なくて済む
- 返済期間が短いほど、総利息の差が大きくなる
どちらの返済方式を選ぶべきか
元利均等返済と元金均等返済、どちらを選ぶかは個人の状況によります。
- 元利均等返済を選ぶ場合:毎月の家計を安定させたい、将来の収入変動が不安な場合
- 元金均等返済を選ぶ場合:総利息を抑えたい、現在の収入が安定していて返済負担が大丈夫な場合
例えば、借入額3000万円、金利1%、返済期間35年の場合:
- 元利均等返済:毎月約8.9万円、総利息約1210万円
- 元金均等返済:初回約10.5万円、総利息約1060万円
元金均等返済の方が総利息が約150万円少なくなりますが、最初の返済額が約1.6万円高くなります。
固定金利と変動金利
住宅ローンの金利には固定金利と変動金利があります。
- 固定金利:返済期間中、金利が変わらない。返済計画が立てやすいが、金利が高い場合が多い
- 変動金利:基準金利に応じて金利が変動する。金利が低い場合が多いが、将来の金利上昇のリスクがある
本ツールは固定金利で計算しています。変動金利の場合は将来の金利変動により実際の返済額が変わります。
繰上返済とは
繰上返済は、予定より早く元金を返済することです。繰上返済を行うと、残りの利息が減り、総返済額が少なくなります。ただし、金融機関によっては繰上返済手数料がかかる場合があります。
注意点
- 本ツールは元本と利息のみのシンプルな試算です。実際のローンには保証料、団信保険料、手数料などが含まれる場合があります。
- 返済期間が長いほど総利息が多くなります。できるだけ短い期間で返済することをおすすめします。
- 借入額は購入物件の価格から頭金を差し引いた額になります。頭金が多いほど総利息が少なくなります。
よくある質問
元利均等返済と元金均等返済はどちらが得ですか?
総利息だけを見れば、元金均等返済のほうが少なくなります。ただし返済当初の負担は元金均等のほうが大きいため、毎月の家計とのバランスで選びます。本ツールで両方式を並べて比較できます。
ボーナス払いや繰上返済には対応していますか?
本ツールは元本と利息のみのシンプルな試算です。ボーナス払い・繰上返済・保証料・団信保険料などは含みません。目安としてご利用ください。
金利は変動金利ですか固定金利ですか?
入力した年利率が返済期間中ずっと続くものとして計算します(全期間固定のイメージ)。変動金利の場合は将来の金利変動により実際の返済額が変わります。