使い方と計算方法
前回の生理が始まった日と、あなたの生理周期(前回の生理開始日から次の生理開始日までの日数)を入力すると、次回以降の生理予定日・排卵日・妊娠しやすい時期を自動で予測します。周期の初期値は一般的な28日です。
次回の生理予定日は「前回の生理開始日 + 周期」で計算します。排卵日は、排卵から次の生理までの黄体期がおよそ14日で安定していることから「次回の生理予定日 − 14日(=前回開始日 + 周期 − 14日)」で予測します。
妊娠しやすい時期は、精子と卵子の寿命を考慮し、排卵日の約5日前から1日後までを目安として表示します。排卵日はストレスや体調で前後するため、あくまで目安です。
正常な月経周期の範囲(25〜38日)
月経周期は「生理が始まった日から、次の生理が始まる前日まで」の日数で数えます。日本産科婦人科学会の定義では、正常な月経周期は25〜38日(周期ごとの変動が6日以内)とされ、24日以内は「頻発月経」、39日以上は「稀発月経」と呼ばれます。初期値の28日はあくまで平均的な目安であり、25〜38日の範囲に収まっていれば、日数に個人差があるのは一般的なことです。
本ツールの計算根拠と限界
本ツールは「排卵から次の生理開始までの黄体期は約14日でほぼ一定」という一般的な知見に基づき、排卵日を「次回の生理予定日 − 14日」として推定しています。一方、生理開始から排卵までの卵胞期は、個人差や体調・ストレスによる変動が大きく、同じ人でも周期ごとにずれます。このため、周期が不規則な方ほど予測の精度は下がります。なお、本ツールで計算できる周期は15〜60日の範囲です(黄体期を14日とする仮定では、15日未満の周期は計算が成り立たないため)。この範囲外の値を入力した場合、結果は表示されません。
より正確に排卵日を知る方法
- 基礎体温の記録:毎朝起き上がる前に基礎体温を測って記録すると、低温期から高温期への変化から、排卵の有無やおおよその時期を確認できます。
- 排卵検査薬:尿中のLH(黄体形成ホルモン)の急上昇をとらえて、排卵日を約1日前に予測する検査薬が市販されています。
- 婦人科での検査:超音波検査による卵胞の観察やホルモン検査により、より正確に排卵時期を把握できます。
カレンダー計算はあくまで最初の目安と考え、必要に応じてこれらの方法を組み合わせることをおすすめします。
避妊目的には使用できません
本ツールの予測を避妊の判断に用いることはできません。周期計算で「妊娠しにくい日」を推定する方法(いわゆるオギノ式)は、排卵日のずれにより失敗率が高いことが知られています。妊娠を望まない場合は、医師に相談のうえ、確実性の高い避妊方法を選択してください。
婦人科受診の目安
次のような場合は、婦人科の受診を検討してください。
- 周期が25日未満、または39日以上の状態が続く
- 3か月以上生理が来ない
- 生理のとき以外に出血がある(不正出血)
- 経血量が急に変わった、日常生活に支障が出るほど生理痛が重い
女性の健康に関する基礎知識は、厚生労働省研究班監修の情報サイト「ヘルスケアラボ」でも確認できます。
よくある質問
排卵日はどうやって計算していますか?
排卵から次の生理までの黄体期が約14日で安定していることを利用し、「次回の生理予定日 − 14日」で予測しています。周期の長さによって排卵日も前後します。
生理周期がわからない場合は?
一般的な平均である28日を初期値にしています。数か月間の生理開始日を記録すると、より正確な周期がわかります。
予測どおりに避妊・妊娠できますか?
いいえ。排卵日は体調やストレスで前後し、本ツールの予測はあくまで目安です。避妊や妊活の判断は医療機関にご相談ください。
排卵日は正確に予測できますか?
カレンダー計算だけで排卵日を正確に特定することはできません。排卵は体調・ストレス・ホルモンバランスにより、同じ人でも周期ごとに前後するためです。より正確に知りたい場合は、基礎体温の記録や排卵検査薬、婦人科での検査を併用してください。
避妊に使えますか?
使えません。周期計算で妊娠しにくい日を推定する方法(オギノ式)は失敗率が高く、避妊法としては推奨されません。妊娠を望まない場合は、医師に相談のうえ、確実性の高い避妊方法を選択してください。
生理周期が不規則な場合はどうすればいいですか?
周期が不規則な場合、本ツールの予測精度は大きく下がります。まず数か月分の生理開始日を記録して、ご自身の周期の傾向を把握してください。周期が25日未満・39日以上の状態が続く場合や、3か月以上生理がない場合は、婦人科の受診をおすすめします。