使い方
月収と年齢を入力すると、各種社会保険料が自動計算されます。標準報酬月額は月収から自動推定します。
社会保険の基礎知識
社会保険は、国民の生活を保障するための制度です。会社員の場合は勤務先を通じて加入し、月々の保険料を負担します。社会保険には以下の4つの制度があります。
社会保険の種類
- 健康保険:病気やけがの治療費を助ける制度
- 厚生年金保険:退職後の年金を支給する制度
- 雇用保険:失業時の生活を保障する制度
- 介護保険:高齢者の介護を支援する制度(40歳以上のみ)
社会保険料の料率(2025年度現在)
社会保険料は「標準報酬月額 × 料率」で計算されます。会社員の場合は保険料の半分を会社が負担し、残りの半分を自分が負担します。
- 健康保険料:全国平均の本人負担4.95%を使う概算(実額は加入支部で異なります)
- 厚生年金保険料:公式の標準報酬月額等級 × 9.15%(令和8年度は上限650,000円)
- 雇用保険料:一般事業の本人負担0.5%(業種により異なります)
- 介護保険料:40〜64歳のみ。本人負担0.81%の概算
標準報酬月額とは
標準報酬月額は、社会保険料の計算基準となる金額です。給与に応じて定められた段階の金額(報酬月額表)を用います。例えば、月収295,000円の場合、最も近い段階の290,000円が標準報酬月額となります。
厚生年金の標準報酬月額は88,000円から650,000円までの公式等級です。本ツールは月収から該当する等級を推定します。
健康保険
健康保険は、病気やけがの治療費を助ける制度です。健康保険に加入すると、医療費の一部を負担するだけで治療を受けられます(原則3割負担)。
特徴:
- 加入者本人だけでなく、家族も保険の対象になる
- 出産時には出産手当金が支給される
- 傷病手当金制度があり、長期の療養期間中の生活を支援する
厚生年金保険
厚生年金保険は、退職後の年金を支給する制度です。厚生年金に加入している期間に応じて、老齢年金が支給されます。
特徴:
- 加入期間が長いほど、受け取れる年金額が多くなる
- 65歳から老齢年金を受け取れる(定年が60歳の場合は60歳から受け取れる場合もある)
- 障害年金や遺族年金の制度もある
雇用保険
雇用保険は、失業時の生活を保障する制度です。解雇や契約終了などで失業した場合に、失業給付金が支給されます。
特徴:
- 失業給付金は、過去の給与に応じて計算される
- 給付期間は加入期間に応じて変わる(最長で330日)
- 職業訓練を受ける際の支援制度もある
介護保険
介護保険は、高齢者の介護を支援する制度です。40歳以上の方が加入し、65歳以上になって介護が必要になった場合に利用できます。
特徴:
- 40歳以上の方が保険料を負担する
- 介護サービスの利用料を助けてくれる(原則1割または2割負担)
- 在宅介護と施設介護の両方を支援する
社会保険料の負担割合
会社員の社会保険料は、原則として会社と個人が半分ずつ負担します。ただし、雇用保険料は会社が多く負担する場合があります。
- 健康保険料:会社50% / 個人50%
- 厚生年金保険料:会社50% / 個人50%
- 雇用保険料:会社70% / 個人30%
- 介護保険料:会社50% / 個人50%
よくある質問
社会保険料はどう計算されますか?
標準報酬月額と料率で計算します。健康保険料率は加入支部で、雇用保険料率は業種で異なるため、本ツールは一般的な目安を表示します。
介護保険料は誰が支払うのですか?
健康保険に加入する40〜64歳の方が対象です。65歳以降は原則として年金からの特別徴収など別の方法になります。
標準報酬月額とは何ですか?
社会保険料の計算基準となる給与区分です。厚生年金は令和8年度に88,000円から650,000円までの等級が適用されます。