ガソリン代の基本式は「走行距離÷燃費×1リットルの単価」です。距離はkm、燃費はkm/L、単価は円/Lにそろえます。記事中の170円/Lは計算用の仮定で、現在の平均価格ではありません。
月500km・燃費15km/Lの例
500÷15=約33.33L、33.33…×170=約5,667円です。月によって距離や給油単価が変わるので、レシートと走行距離を同じ期間で記録します。
| 月間距離 | 燃費15km/L・170円/Lの月額 |
|---|---|
| 300km | 3,400円 |
| 500km | 約5,667円 |
| 1,000km | 約11,333円 |
高速料金・駐車場・車両の維持費はこの金額に含まれません。旅行代を分担する場合は、それらを別に加えます。
実燃費は何回かの給油で測る
前回の満タン時から次の満タン時までの距離を、補充したリットル数で割ります。450kmを走って30L補充したなら15km/Lです。同じような給油条件で複数回測ると、1回だけの満タン位置の差をならせます。給油機が自動停止した後の無理な継ぎ足しは避け、車と給油所の案内に従ってください。
カタログ燃費は試験条件の値です。実燃費との差を全車一律に何%と決めず、自分の通勤・渋滞・季節の記録を使います。
安い給油所へ遠回りすると得か
単価が3円安く、40L入れるなら値引き効果は120円。一方、追加で往復10km走り燃費15km/L・170円/Lなら、追加燃料は約113円です。差は約7円で、時間の負担もあります。単価だけで判断せず、追加距離も計算してください。
車の価格差を燃料費で回収する例
年間10,000km、170円/Lで燃費15km/Lと30km/Lを比べると、年間燃料費は約113,333円と56,667円、差は約56,667円です。車両価格差を40万円と仮定すると、燃料費だけの単純回収期間は約7.1年です。
これは特定の車種の性能比較ではありません。保険・税金・整備・残価や走行条件を加えると結果が変わります。
節約と安全を両立する
環境省のエコドライブ案内では、燃費の把握、余裕ある車間距離、不要な荷物の削減、タイヤ空気圧の点検などを紹介しています。安全な視界や体温管理を犠牲にした空調節約、交差点での手動エンジン停止などを独断で行わず、車両の取扱説明書に従います。
ガソリン代計算に実測値を入れ、単価と距離を変えて比較できます。