国民健康保険料の掛け方を徹底解説!
「国民健康保険料ってどうやって計算されるの?」「いくらくらいかかるの?」
国民健康保険は、会社員以外の人が加入する健康保険制度です。保険料の計算方法がわかりにくいという方は多いでしょう。
この記事では、国民健康保険料の掛け方をわかりやすく解説します。計算方法や軽減制度を理解すれば、自分の国保料がいくらなのか把握できるようになります。
国民健康保険とは?
国民健康保険は、会社員以外の人(個人事業主、専業主婦、失業者など)が加入する健康保険制度です。加入すると、医療費の一部を負担するだけで治療を受けられます(原則3割負担)。
国民健康保険はお住まいの市区町村が運営しています。
国民健康保険料の構成
国民健康保険料は、以下の3つの要素から構成されています。
| 要素 | 説明 |
|---|---|
| 医療分 | 医療費を支えるための保険料(所得割+均等割) |
| 後期高齢者支援金分 | 高齢者の医療費を支えるための保険料(所得割+均等割) |
| 介護分 | 介護保険の保険料(40歳以上のみ、所得割+均等割) |
国民健康保険料の計算方法
国民健康保険料は、以下の流れで計算されます。
ステップ1:所得割を計算する
所得割は、前年の総所得に応じた割合で計算されます。
- 所得割 = (総所得 − 基礎控除43万円) × 所得割率
所得割率は自治体ごとに異なります。東京23区の場合、医療分の所得割率は約9.5%程度です。
ステップ2:均等割を計算する
均等割は、国民健康保険の加入人数に応じた定額で計算されます。
- 均等割 = 加入人数 × 1人あたりの均等割額
均等割額は自治体ごとに異なります。東京23区の場合、1人あたりの均等割額は約1万円程度です。
ステップ3:介護分を計算する
介護分は、40歳以上の加入者がいる場合に加算されます。
- 介護分 = (所得割+均等割) × 介護割合
介護割合は約20%程度です。40歳以上の加入者がいる場合、介護分が追加されます。
ステップ4:合計を計算する
国民健康保険料の合計は、上記の要素を足し合わせた金額です。
例:年収300万円、世帯人数2人、東京23区在住、40歳以上の方がいる場合
- 所得割(医療分):約(300万 − 43万) × 9.5% ≈ 24.4万円
- 均等割(医療分):2人 × 1万円 ≈ 2万円
- 後期高齢者支援金分:約医療分の20% ≈ 5.3万円
- 介護分:約医療分の20% ≈ 5.3万円
- 合計:約37万円
軽減制度
国民健康保険料には、所得に応じて軽減される制度があります。
均等割の軽減
世帯の所得が一定以下の場合、均等割が軽減されます。
| 所得基準 | 軽減率 |
|---|---|
| 43万円以下 | 7割軽減(3割負担) |
| 43万円超〜43万円+31万円×加入者数 | 5割軽減(5割負担) |
| 43万円超〜43万円+57万円×加入者数 | 2割軽減(8割負担) |
所得割の軽減
所得が一定以下の場合、所得割も軽減される場合があります。軽減率は自治体ごとに異なります。
高齢者や障害者の軽減
65歳以上の高齢者や障害者の場合、保険料が軽減または免除される場合があります。
支払い方法
国民健康保険料は、以下の方法で支払います。
1. 口座振替
銀行口座から自動的に引き落とされる方法です。毎月の支払いに便利です。
2. コンビニ払い
コンビニエンスストアで支払う方法です。納税通知書を持っていくと支払えます。
3. 銀行払い
銀行窓口で支払う方法です。納税通知書を持っていくと支払えます。
国民健康保険料の注意点
1. 料率は自治体ごとに異なる
国民健康保険料の料率は、お住まいの市区町村ごとに異なります。東京23区は比較的高めですが、地方の自治体は安い場合が多いです。
2. 料率は毎年度改定される
国民健康保険料の料率は、毎年度(4月から)改定される場合があります。特に医療費の増加に伴って料率が上がることがあります。
3. 未納の場合の注意
国民健康保険料を未納にすると、保険証の利用が制限される場合があります。必ず期限までに支払うようにしましょう。
まとめ
- 国民健康保険料は「医療分+支援金分+介護分(40歳以上)」で計算
- 各要素は「所得割+均等割」で構成される
- 所得割は前年の総所得に応じて計算される
- 均等割は加入人数に応じた定額
- 世帯の所得が一定以下の場合、軽減制度を利用できる
- 料率は自治体ごとに異なり、毎年度改定される
自分の国民健康保険料がいくらになるか知りたい方は、国民健康保険料計算器でチェックしてみてください。